「人を使い潰す物流」を、やめた話。
20年前、うちは離職率4割の会社でした。社員が3年で半分入れ替わる。新人の教育コストばかりかかって、顧客にも『前回来た方と違う方ですね』と言われる。原因は明らかで、無理な運行と長時間労働です。
荷主からの『翌朝着』要求に応えるため、夜21時に出て翌朝5時に戻る便を組んでいました。月の残業は80時間を超え、家族と夕飯を食べた記憶がない、という社員が普通でした。
2005年、私が代表になって最初にやったのは、その『翌朝着』ルートを8割削ることでした。荷主には『翌々日着でお願いできませんか』と一軒一軒回りました。半分は離れていきました。売上は3年で15%落ちました。
でも辞める社員がいなくなった。新人の教育コストが消え、ベテランの厚みが増し、現場の品質が上がりました。5年後、売上は戻り、利益率は以前を超えました。
2018年、19時以降の運行を就業規則で禁止しました。今いる184人と、その家族のために、これからも続けます。
丸八 採用サイト 代表取締役丸山 八郎